(※✒これ以降の記事未リライト)060【引寄せの法則って胡散臭いよね。】
あなたは、「そう言えばあの人どうしてるかな?」
と思ってケータイを見たら、相手から電話やメールが来たり、
もしくは街で「ばったり」会った!
という経験ありませんか?
僕は今まで3,000人以上の人がこの質問に
答えるのを見てきましたが
ほぼ全員と言っていいほどの人が
この不思議な体験をしています。
では、なぜこんなことが
起きるんだと思いますか?
それは、目には見えない
「引き寄せの法則」
というものが働いているからなんです。
これは「ザ・シークレット」という本で
で有名になった「思考が現実化する」
という法則の事です。
このザ・シークレットの本や映画の中では
魔法のような扱いをされているので
かなり胡散臭く感じた人も多いはず。
テレパシーや超能力の様に
にわかには信じがたいことですが、
冒頭にお話ししたような、
「噂をすればなんとやら」は
日常茶飯事で起こっていますよね。
いったん「引き寄せの法則」が
正しいかどうかは横に置いたとしても、
目に見えない力や、人間が認識できない
宇宙の法則が存在する事は間違いありません。
これは何もオカルト的な話ではありませんよ。
例えば、赤外線も紫外線も、
人間の目には見えないけれど
確かに存在する光ですよね。
ある時から主流になった「.mp3」という
音声データの保存形式は、
人間に聞こえない音域のデータを削除することで
データ容量を劇的に少なくする技術です。
風や匂い、ウィルスやバクテリアも
確かに存在しても見ることは出来ません。
このように、
「認識できないけれど確かに存在する」
という物事はこの世界に溢れています。
今、物理の世界で最も信頼されている
「超ひも理論」によれば、
僕らが生きるこの世界は3次元ではなく、
なんと「11次元」なんだそうです。
(もう訳がわからないですね(笑))
また、SFやコミックで出てくるような
パラレルワールドが存在する事も
量子力学の世界では、ほぼ論理的に
証明されているそうです。
この話を初めて聞くと、今までの
常識の枠をはるかに飛び越えて感じると思います。
ちょっと話が壮大になりましたが、
少なくとも
『目に見えない力が存在する』
という事自体は、
納得いったんじゃないでしょうか?
その前提の上で、引寄せの法則について
解説していきたいんですが、
この法則はめちゃめちゃ奥が深い
テーマなので、
今日は僕なりに簡易的に噛み砕いた、
即・実生活の中で役に立つ、
「準・引き寄せの法則」
を2つご紹介したいと思います。
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準・引寄せの法則その1:
思いは姿勢に表れる
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あなたは街中で道を聞かれますか?
僕はよく聞かれる方で、昔は
「俺ってそんなに隙があるのかな?
ぼーっとしてるから声掛けやすいのかなぁ。」
なんて思ってたんですが、
本を千冊以上書いている
中谷彰宏さんという方の話を聞いて
実はその逆だったという事が分かりました。
中谷さんはこんな話をされていました。
『もし道を聞かれたら、調子がいい・
運気がイイと思っていいです。』
『自分ではなく、隣の人が道を聞かれたら、
今、自分は何か直さなきゃいけないことが
あると考えて下さい。』
この理由は立場を変えて、自分が道を聞く側になった時を思い浮かべれば簡単に分かります。
無意識的に相手を選んでいませんか?(笑)
自然に、
・地元の人らしき人
・親切そうな人
・説明が上手そうな人
を瞬時に判断した上で声を掛けます。
店員さんに声かけるときも同じはずです。
空気読めなそうな店員や
手際が悪そうなややこしい店員は避けて、
感じの良さそうな店員さんが空くまで
待って声を掛けませんか?
僕はそうです(笑)
人が放つオーラは
誰にでも見えるものです。
・歩き方
・背筋の伸び方
・声のハリ
・表情の動き
そんな微妙なボディーランゲージから
その人の心の状態が漏れ出て伝わってくるんですね。
もう一つ例えをお話ししましょう。
僕にとってすごく印象的だった経験です。
それは、2012年の7月のことで
起業して以来の一番大きな目標を掲げ、
達成に向け毎日全身全霊で邁進していました。
その時、人生で初めて、街なかで
ヘッドハンティングの声をかけられたんです。
(珍しいことに、営業職の代理店募集のナンパでした(笑))
道を聞かれたことは沢山ありましたが、
まさかヘッドハンティングされるとは…。
しかも声をかけられた場所は毎週通る道で、
いつもと同じスーツを着ていました。
違うのは、僕の
「目指しているもの」だけでした。
「絶対やる!」と一点集中して
毎分毎時間を全力で走っていたのが
オーラとして見えたんでしょう。
心のなかで感じていること、そして、
頭のなかで考えていることは、
オーラとして周りに伝わり、
そのオーラに「見合った人」を引き寄せます。
類は友を呼び、
波長の合う人が引き寄せられ、
似たもの同士が引き合うんです。
つまり、自分の波動・気分・
テンション・運気を高めていくことで
それに見合った出会いを
「引き寄せる」事ができるということです。
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準・引寄せの法則その2:
カクテルパーティー効果
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人間は意識を向けたものしか
見ることが出来ません。
まず、実験で体感してもらいましょう。
ディスプレイから目線を上げて
周りを見渡して、視界にあるかぎり
「赤いもの」を探して下さい。
いくつあるか数えて、
形と位置関係をしっかり覚えてくださいね。
それから目を伏せて、
・・・
「青いもの」を思い出して下さい。
緑のものも含めていいですよ。
・・・
思い出せないですよね(笑)
では目線を上げて、
青いものを数えて下さい。
以外にも多くのものがあったことに
驚くかもしれません。
もしかすると赤いものの
すぐ近くに青いものがあったのに
見落としていたかもしれませんね。
人は、五感で感じるもの全てを
認識しているわけではありません。
まず、五感でキャッチされた情報は、
脳の中で「必要な情報かどうか」
「重要かどうか」でふるいにかけられ、
「不必要」「重要でない」とされた情報は、
見ていることを認識すら出来ません。
例えば、誰でも自分の鼻の頭が見えていますが、
それを意識することは日常生活で皆無でしょう。
メガネをかけている人は
常に眼鏡のフレームが見えていますが
気にはなりません。
・・・
そう言われると、自分の鼻の頭や
メガネのフレームが気になりますね(笑)
人間は、自分に必要な情報だけを
受け取ることが出来るという、
特殊能力を持っているんです。
もっと分かりやすい例で言うと、
パーティーのような騒音の中でも
自分の名前や、話し相手の言葉や、
お気に入りのBGMの音は
際立ってよく聞こえますね。
しかし同じ状況を
ボイスレコーダーで録音すれば、
雑音も話し声も平等に記録されます。
この人間特有の能力のことを
「カクテルパーティー効果」
と呼びます。
これは日常にも大いに影響していて、
普段から暗いニュースや
ゴシップ週刊誌ばっかり見ていると
それらと同じようなネガティブな情報
ばかりが目に突くようになります。
逆に、毎朝自分の目標や
欲しいもの写真を見ていれば、
それにあった情報が目に飛び込んできます。
例えば、バイク乗りの人は、街中にある
バイク駐輪場の情報が眼に入ってきますし、
単身赴任のお父さんが家族の写真を見て
「早く会いたいなぁ」と思っていたら、
街角で娘が好きそうなおもちゃを見つけます。
また「今日も接待の飲み会だー!」
なんて思っていたら、薬局で
ウコンの力が目に入りますね(笑)
つまり、僕たちは世界を
フラットに見ていないということです。
自分が五感で受取る情報は、
「何に意識を向けているか」で
大きく変わってきます。
この力は自動的に働いてくれるものなので、
毎朝(定期的に)自分が望むものを
意識する時間を取るようにすれば、
自分にとって都合のいい事を
見つけるセンサーが研ぎ澄まされ
結果、思い通りの現実を
「引き寄せる」事になります。
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まとめ
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今日は僕なりに簡略化した
引寄せの法則の活用法として、
「思いは姿勢に表れる」という事と
「カクテルパーティー効果」を使って
望む結果を引き寄せる方法を解説しました。
ここまで読んできて、
魔法のような「引寄せの法則」が
ちょっと地に足の着いたものに
見えたんではないでしょうか。
僕はこういう理由付け出来ない範囲でも
目に見えない引き寄せる力について
日常で実感しているんですが、
一般的には信じ難いものだと思います。
「引寄せの法則」がスピリチュアル臭過ぎて
とっつきにくいという方は、
こういった理屈っぽいことを足がかりに
理解を深めていくのもありかなと僕は思います。
結局は、自分の現実(生活)が
「どう変わるか」が大事なんであって、
理屈をこねくり回すことが
大事なわけではありませんからね。
人生の質(QOL)を上げるために、
使えるものは使い倒していきましょう(^^)