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節約、仕事、勉強をしても…
なかなか目に見える成果は

出てくるものではありません。
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わかりやすい成果が出ないと、

「辞めちゃっていいかな」

「手を抜いてもいいか」

「休んでもいいか」
などの思いが頭をもたげてきます。
　
でも
「日々の小さな積み上げ」は

軽視しない方がいいです。
　
なぜなら、

1日や2日、1週間程度では

成果が見えなくても年単位で見れば、

追いつけないほどの成果の差が出るからです。
　
この話は、
「塵も積もれば山となる」

とも言えるし、小さな行動や成果も

「複利効果」が働いて大きな成果に

変わっていく、という話でも説明できます。
　
　
今日は、

『ささいな行動の積み重ねの価値』

について、色んな方向から

例を出してお話したいと思います。
　
　
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筋肉は一日にして成らず
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例えば、僕は2021年の1月から

筋トレを始めました。
　
学生時代は体力にも筋力にも

わりと自信があったんですが、

社会に出てから、全く運動を

していなかったので、
当たり前の結果として

筋力は衰えていました。
　
『筋トレをするぞ！』と思い立って

腕立てをした初日のことを、

今でも鮮明に覚えています。
　
5回ほどしたところで

腕がプルプルして

途切れてしまったんです。
　
仕方がなく、負荷を減らすために
膝をついたズル腕立て伏せを

することにしました。
　
結局その日は、

「膝をついた状態で20回」が限界でした。
心が折れて「もう限界だ」という状態です。
　
部活で100回腕立て伏せをしたり、

毎日走り回っていても平気だった

学生時代の記憶があるので、
自分がすごく衰えているのを感じて、

情けなく感じました。
　
膝をついた腕立てなんて、

「たいしてやる意味ない」
「やっても効果がないよ」

という声が頭の中で響きます。
　
ただ、

ここで止めたら今後も衰えていくだけ。
そう思って、筋トレを続けることにしました

週に数日、膝をついた状態で

20回の腕立てをするだけ。
　
この程度の運動で

『最近筋トレをしているんだ』と、

人に言うのは恥ずかしいです。
　
でも、この情けなくて

恥ずかしい行動を続けました。
　
　
その結果、1年後には、
膝をつかない腕立てを200回

出来るくらいに成長出来ました。
　
腕立てだけではなく、懸垂や

腹筋ローラー、ダンベルを使った
他の筋トレ種目や散歩も習慣にして、

体力もかなり付いてきました。
　
　
やっている途中は、

1週間経っても1ヶ月経っても、
成長は感じられませんでした。
　
でも、

半年ぐらい経った頃から少しずつ

成長を実感して、1年を振り返ったら

ずいぶんと成長したことに気づいた

という感覚です。
　
「日々の小さな積み上げ行動」は、

積み上げている最中は、自分の成長が

見えなくてやめたくなります。

でも、一定期間後に振り返ると、
自分がなかなか高いところまで

登ってきたんだなと実感できる。
　
これは、登山に近い感覚かもしれません。
　
　
そして、もちろん、

『小さな行動の積み重ねの価値』は、
運動だけに言えることではありません。
　
　
　
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複利効果「ラテ・ファクター」
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「ラテ・ファクター」という

投資の言葉を知っていますか？

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1日1杯のコーヒーやドーナツなどの、

ちょっとした出費の積み重ねが
大きく資産形成に影響を与えるという話です
　
例えば、

毎朝カフェでラテを買う習慣

があったとしましょう。
　
1日の出費を500円とすると、

1か月で1.5万円→年間18万円の出費です。

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この数字を見ただけでも

大きいと感じるかもしれませんね。

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さらに、これを30年間続けると、

総額540万円の出費となります。
　
さらにさらに、もしこの出費を

年利5%で資産運用していたとすると、

30年後には1,248万円に増えていた事になります。

　
「毎朝1杯のコーヒーを買う」

この小さな行為の積み重ねが

1,248万円もの差を生むのは

なかなか驚きじゃないですか？
　
　
『毎朝コーヒーに500円も使わないよ』
と思うかもしれませんね。

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もちろんコーヒーはただの例えです。
　
例えばですが、
いまだに格安 SIM を使わず、

大手キャリアの古い契約だったら、
通信費は一人1万円程度になるはずです。

　
一つひとつの小さな出費も、

積み重なって大きな差となるのが

イメージできるはずです。
　
　
　
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知恵や知性も積み重ね
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小さな行動の積み重ねる価値について、

また別の例を出しましょう。

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読書でも同じことが言えます。
　
「本を読みたい」
「読書の習慣をつけたい」
　
そう思いながらも、なかなか

読めていない人が多いでしょう。
　
　
もちろん、新しい本を1冊読んだからといって、
いきなり世界が変わることはありません。

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でも、毎月1冊でも読んでいれば
「1年間で12冊」「10年間で120冊」の本を読めます。
　
また、

実際はこれだけの本を読む習慣があれば、
そのうち本を読むスピードが上がって
月に2〜5冊程度は読めるようになるでしょう。
　
読んだ本の知識は結びつき、アイディアが増え、
日々の仕事や人間関係生活などに活かせる
「知恵」が頭の中に詰まっていきます。
　
ちょっとした情報の差が複利効果を産んで、
人生を良い方向に運んで行ってくれます。
　
　
それでも本を読む時間がないよ！という場合は、
オーディオブックや音声読み上げを使うといいです。

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お散歩中、通勤中、家事の最中に

耳で本が読めます。
　
僕も長年愛用しているサービスです。
　
　
　　
　
さて、今日は、

筋トレ・お金・読書の3つの例を挙げて
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『小さな行動の積み重ねの価値』

を侮ってはいけないと

お話をさせてもらいました。
　
毎日頑張っても努力をしても、

あまり成果がなかなか見えてこずに、

「辞めちゃおうかな」

と思うこともあると思います。
　
でもそんな時はぜひ、

今日の話を思い出してください。
　
そして、今まであなたが、

ちょっとした努力を積み重ねてきた

結果得られたものを振り返ってみてください。
　
その成果の大きさを、

他人と比べる必要はありませんよ。
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積み重ねをしていなかったら

決して得られなかったであろう

自分のせいかを確認して、

自分の成長を認識すればOKです。
　
そうやって、

小さな成果を確認することで、

さらに前に進む意欲が湧いてきます。
　
大きなことを為そうとしても、

まずやることは日々の小さな

「雑用」とも思えることです。
　
すぐに成果は見えません。

そういうものです。

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でも、それを積み上げていった先に、

自分が望む世界・望む状態が叶うのです。
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一緒に頑張っていきましょう。

212【ささいな行動のチリツモが人生を変える】