201【忙しいから疲れるんじゃない!本当の原因は〇〇の多さ。】

 

 
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
  
・周りの人より仕事効率が低い
・大して動いてないのに疲れてしまう
・やろうと思ってもなかなか始められない
 
もしこれらに当てはまるとしたら、

一つ、有効な解決策があります。
 
「日常から決断を徹底的に排除する」ことです。
 

これを実践すると…
 
・短時間で明らかに生産性の高い成果を出せる
・沢山仕事をこなしているのに疲れない

・やると決めたことがスイスイ進む
 
 
こんな魔法のような変化をもたらす
「決断を減らす」ことの効果とやり方を
詳しくお話していきましょう。
 
 
 
 
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決断が心を疲れさせる
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・選択肢の中から一つを選ぶ
・他の選択肢を捨てる
 
これが決断(決めて断つ)です。
 
 
日常の中で、この「決断」や
「決断しようとすること」が
最も心のエネルギーを使います。
 
仕事量が多いからではなく、
一日の中で決断量が多いから、
精神的にどーんと疲れてしまうのです。
 
 
大きなエネルギーを使うからこそ、
決断の回数自体を減らしてしまえば

エネルギーのロスが減って、
ハイパフォーマンスが保ちやすくなります。
 
 
僕たちは日常、

悩んだり迷ったりしますよね。
 
「悩み」や「迷い」というのは
「決めていない」時に起こる感情です。
 
決めてしまえば、迷えないし悩めません。
 
 
決断を先延ばしにすると、全く同じ

課題について何度も悩んだり

迷ったりすることになり、その度に

意志力と時間を浪費することになります。
 
※決めなくても、「決めようとする」だけで
エネルギーを大量消費するのです!!
 

何もしていなくても、グルグル悩むと

疲れるのは、これが理由です。
 

どんなに情報収集をしても、

100%の正解を選ぶことは不可能なので、

悩んで動けないくらいなら、思い切って

行動してしまう方がラクで効率がいいです。

  
 
 
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「疲れてるから決められない」は嘘
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僕のコーチングを受ける方に、
 
「新しいアクションを起こす気力がなくて
同じところをグルグルしているんです。」
 
という主旨のことを言う人がいますが、
実際のところは逆です。
 
「決断をせず同じ悩みでグルグル

しているからエネルギー(気力)を

消耗している」のです。
 
 
もちろんこれは
「なんでも軽率に決めれば良い」
という話ではありませんよ。
 
 
自分の日常を振り返ってみて、
 
同じ悩みや迷いについて、四度も五度も
思案して行動に移していないとしたら、
その時は不完全な考えでもいいので
決断した方がいいということです。
 
 
やる・やらないはどちらでも良いです。
 
悩んでいるだけで心労を抱えて
現実が何も動かないより、
 
間違った決断であったとしても、
実際に行動を起こして

フィードバックを受ければ
学びを次に活かすことができます。
 

 
・筋トレをしようかしまいか
・旅行に行こうか行くまいか

・引っ越ししようかしまいか
・ブログを書こうか書くまいか
・転職活動をしようかしまいか
・副業を始めようか始めまいか

・新しいバッグを買おうか買うまいか
 
日常の中で、たくさんの

悩みや迷いがあるでしょう。
 
思い切って「やる」決断でなくても、
「やらない」と決めるのも決断です。
 
 
先ほど挙げた悩みの中で言うと、
 
「他のことは一旦全て置いておいて、
バッグを買って引っ越しだけはする。」
 
と決めるだけでもいいんです。
 
 
全部に悩んで疲れて行動しないより、
やる・やらないをパパッと決めてしまって
どんどん前に進んでいく方が、
 
精神的にラクだし、現実も前に進んでいきます。
 
 
  
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毎日がエネルギッシュになる「おすすめの習慣」
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「決断を減らしましょう!」とか、
「悩むより決めた方がラクになりますよ」
と言われると、
 
心が急かされて、なんだか余裕が
なくなる感じがするかもしれませんね。
 
 
実際のところは、決断してしまえば
心がスッキリして、前に進む意欲が

湧くので、身も心も身軽になるんですが、
 
それは実際体感しないと分からないことです。
 
 
まずは大きな決断ではなく、
日常の中での「小さな決断」を
減らすことを取り組んでいきましょう。
 
小さな決断を減らすためには、
「頑張って決断する」のではなく、
決断する機会自体を減らしてしまう
「仕組み作り」がとても大事です。
 
 
具体的に、
僕がオススメする仕組みは二つです。
 
1)選択肢自体を減らしてしまう
2)日常をルーティン化する
 
 
 
--------
1)選択肢自体を減らしてしまう
--------
 
僕はお茶好きなので、常に

10種類程度のお茶を用意しています。
 
毎朝お茶を淹れる時に、
「どれにしようかな」と迷うわけですが、
 
この些細な迷いでさえ、

決断する意思のエネルギーを使い、

精神的な疲れに繋がります。
 
 
エネルギーを消耗しないためには、
紅茶の種類は1種類に決めるといいです。
 
無駄な迷いが発生しないので、
意思のエネルギーの浪費が防げます。
 
  
これは物を持たない豊かさを追求する
「 less Is More(少ないことが豊かさ)」の
ミニマリスト的な生き方ですね。
 
持ち物を少なくすると、
迷うこと自体が少なくなるので、
心の余裕がすごく大きくなります。
 
 
ただし、「物を少なくする」

表面だけに囚われて、極限まで

ミニマリストになってしまうと、
 
逆に不便さや貧しさを

感じるようになってきます。
(バランスが大事です。)
 
 
僕にとって朝のお茶の時間は、

心を豊かにしてくれる時間なので、
多少迷ってエネルギーを浪費しても
構わないと判断しています。
 

その代わり、以下のことは

完全に固定してしまうことで、

決断や迷いが発生する隙を

締め出しています。

・着る服

・起きる時間

・朝食の内容

 
あなたも、自分にとって

心の豊かさを感じる大切な分野は、

極端に減らさなくて大丈夫です。
 
ですが、こだわりのない分野は
どんどんミニマリスト的に

選択肢を絞って、固定する

ことをおすすめします。
 
 
例えば、
僕が考える、万人に共通する

減らすべき無駄な作業は、
「メールや郵便物のチェック」です。
 
捨てる・残す・返事する・対応する
 
こういう小さな判断を繰り返していると、
たいした仕事はしていないのに
精神力が大きく削られてしまいます。
 
 
小さな仕事だからと侮らず、
 
そもそも不必要なメールや郵便物が

届かないように、配信停止や

購読解除の手続きをしましょう。
 
事務手続きには一時の面倒臭さが

ありますが、それ以降日常の決断を

確実に一つ減らすことができます。
  
無駄なメールや郵便物が届かない生活は、
めちゃめちゃ快適ですよ。
 
 
 
--------
2)日常をルーティン化する
--------
 
つまり日常の小さな決断を

固定化してしまう、ということです。
 
例えば、
 
・毎日同じ服を着る
・毎朝同じ時間に起きる
・毎朝朝食は同じものを食べる
 
というようなものです。

(先程も紹介しましたね。)
 
 
Apple のスティーブジョブズや 
Facebook のマークザッカーバーグは
同じ服ばかり着ていることで有名でした。
 
彼らの選択の根底には、

「服を選ぶこと(優先順位が低い)に

意志力を使うのが無駄」

という発想があります。
 
 
僕もこの発想に従って、
同じ服を何枚も買い溜めして、
毎日同じコーディネートで生活しています。

 
 
予定がある日もない日も、

同じ時間に起きるようにしているし、

朝食もやる仕事の内容も順番も

できる限り固定しています。
 
毎日同じパターンを繰り返して
ルーティン化することで、
 
エネルギーを無駄な決断に使う必要がなく、

やるべきことにエネルギーを

集中できるようになります。
 
 
 
1)選択肢自体を減らしてしまう
2)日常をルーティン化する
 
この二つの仕組みは、
簡単なのに効果は絶大なので
ぜひ取り入れてみてください。
 
 
  
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 まとめ
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・決断を減らすとハイパフォーマンスになる
・決断(迷い・悩み)が心を疲弊させる
・「やろうか・やるまいか」を考え続けるとすごく疲れる
・仕組みで決断自体を減らそう
・ミニマリストを見習って物を減らす
・日常をルーティン化する
 
 
今回の記事で、

大したことをしていないのに
なぜかすごく疲れている原因が
よくわかったと思います。
 
気持ちよくエネルギッシュに毎日を過ごし
人生を前進させていくためにも
日々の「決断を減らすこと」に
意識を向けてみて下さい。