　
僕たちの人生・生活には大きな波がありますよね。
　
・何をやっても上手くいく「調子の良い時期」
・何をやってもダメダメな「調子の悪い時期」
　
この２つが、くり返しやってくるものです。
　
　
この波をどううまく乗りこなすかを、
僕たちは一生通して、体当たりで学んでいくわけですが、
　
出来れば、早いこと不調の波は乗り越えたいですよね（笑）
　
　
そこで今日はタイトル通り、
不調から最速で復帰するためのポイント
についてお話します。
　
　
僕がする話はいつも大体、
『単純なんだけど重要』な話なので、
　
「ふーんなるほどね」
　
で終わらせず、ぜひ「実践」して、
活かしてもらえればと思います(^^)
　
　
　
　
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　具体的なやり方
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やることは簡単です。
　
まず、ノートとペンを用意しましょう。　
　
そして、
「調子が良かった時」を思い出し、現状（不調）と比べて
　
・当時やっていて今やっていないこと
・当時やっていなかったのに今やっていること
　
を、淡々と書き出していくのです。
（※現在不調でない場合は、不調の時のことを思い出しながら書き出していきます。）
　
　
書き出す分野は、
　
・精神や思考
・技術や知識
・行動や習慣
・健康や生活
・人間関係
　
など、生活の全方位について
考えを巡らせてくださいね。
　
　
　
例えば、こんな感じです。
　
・以前はアドバイスをしてくれる人がいたのに今はいない
・以前は毎日勉強をしていたのに最近はしていない
・以前は定期的に運動をしていたのに最近していない
・以前は毎日〇〇について考えていたのに最近は考えていない

・以前は気にかけていなかった事柄にこだわり、時間をかけている
・以前は夜更かししていなかったのに最近は夜更かししている
・以前は少食だったのに最近ドカ食いしてしまっている
・以前は避けていた人たちと関わる時間が増えている
　　
　
この例は、だいぶ抽象化してしまっていますが、
自分に当てはめて書くと、
もっと具体的な項目が思い浮かぶはずです。
　
　
こうやって書き出すと、好調時と不調時の
生活習慣全般が全く違うものであるとハッキリわかります。
　
そして、「そりゃーこんな事してたら調子悪いよな」
と納得できるはずです。
　
　
あとは、ここで書き出して気付いた項目を
一日ひとつずつ、好調の時の項目に置き換えていけば良いのです。
　
　
　
　
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　ゆっくり進みましょう
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このワークをすると、気付きが大きくて、
一気に生活習慣を変えたくなるかもしれません。
　
でも、あんまり気負いすぎて、急激な変化を
しようとすると疲れてしまいます。
　
「一日一項目ずつ」くらいの気持ちで、
やっていくといいペースだと思いますよ。
　
　
不調の時には、
思考面でも行動面でも、人間関係でも、
色んな所で歯車が狂っているものです。
　
それを一つづつ正していけば良いのです。
　
　
もちろんですが、
以前体験した「調子が良かった時」が
ベストで、１００点満点であるとは限りません。
　
だから、以前の状態に戻れば
すべてが解決するとは言っていません。
　
　
でも、
以前が、今よりもいい状態だった
ということは間違いないですよね。
　
　
　
現状（不調の状況）を、
　
「大迷路で間違った道を進み、
　行き止まりに突き当たった状況」
　
だと想像してみてください。
　
　
どうして良いかわかりませんし、
目の前に道もありません。
　
　
迷路でこんな状況になったら、
やることは一つ。
　
前の分かれ道のところまで戻ることでしょう。
　
　
以前経験した「調子がいい状態」まで戻るのは、
この、迷路の分かれ道のまで戻るのと似ています。
　
そこまで戻れば、
すべてが解決するわけではありません。
　
でも、少なくとも、
　
今のまま不調（迷路の行き詰まり）にいるよりも、
少し歩みを戻したほうが、
着実に正しい道に進めるようになるわけですよね。
　
　
　
　
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　不運はいつまでも続かない
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迷路のたとえ話、イメージ伝わりますかね？
　
このワークが良いなと思ったら、
ぜひやってみてください。
　
確実に、楽になる確率が高まります(^^)
　
　
　
最後に、付け加えてお伝えしたいのは、
　
「苦しい状況は長く続かない」ということです。
　
今まで、あなたも好調と不調の
両方の状況を体験してきたはずです。
　
　
もう「どん底」で、救いがなく、
この世の終わりに思えるような状況に
何度かハマってきたのではないですか？
　
　
でも、不思議なことに、
絶望のど真ん中！と思えるような状況は、
ずっとは続かなかったでしょう。
　
なにかのきっかけあって（もしくはいつの間にか）、
状況が好転して、救い出されるような
経験をしてきたはずです。
　
　
しかも、
不調・逆境・苦難の渦中にいる時は
最悪の気分だったにもかかわらず、
　
今となっては、それが笑い話だったり、
今の自分を作ってくれている
大事な糧になっているのではないですか？
　
　
人生のドラマは、主観で「点」として捉えると、
その時起きる感情や波に翻弄されてしまいがちです。
　
しかし、少し俯瞰して人生全体、
過去から現在、そして未来へ続く「線」で捉えると、
　
この経験があるから、未来が輝くのだ
　
と思えるような
視点を持てるようになります。
　
　
こんなふうに偉そうに語っている僕も、
たくさんドツボにハマってきましたし、
今でもハマります（笑）
　
　
不調になった時に今日お伝えしたワークをやると、楽になります。
でも、やらなくても、そのうち楽になります（笑）
　
　
無責任に思えるかもしれませんが、
どん底の苦しい時期には、
　
前向きに考えるのも辛いものです。
　
　
そのうち天気や季節が変わるように、
「ええ感じ」になっていくんだろなぁと、
多少能天気にいてもいいと、僕は思います。
　
どんよりとしたマイナス思考と自己否定を
頭の中でループするよりは、いいものですよ(^^)
　
　
　
今、不調・苦難・逆境のさなかにいる方にも、
これからそこに突っ込んでいく方にも（笑）　
　
　
今日お話したことが、今後の人生の波乗りに
役立つことを祈っています。
　
　

204【不運・不調・逆境を乗り越えるポイント】